Posts By matutaka

被害にあった後

空き巣の被害に遭った後は被害に遭う前とくらべて大きく意識が変わると言われています。
あるアンケートで空き巣の被害に遭った人の意識変化について発表されました。
全国の男女1万人に対して行われた調査で、その中で空き巣の被害に遭ったことがある人は約12%いました。およそ8人に一人はいるという計算になります。

さて、その空き巣の被害に遭った人たちは80%が自分がまさか空き巣の被害に遭うとは思わなかったと回答しています。
そしてそのため防犯意識が非常に低かったということがわかります。
行っていた防犯対策は外出時に二階の窓まで施錠するというのが最多の25%でsた。次に多かったのがセンサーライトをつけるというものです。
ツーロックにするなどの対策を行っていた人はほとんどいなかったそうです。

これらの被害に遭った人たちは事件後大きく意識が変化したと回答しています。防犯の必要性を大きく感じるようになったそうです。
外出時に施錠をきちんとすること、センサーライトをつけること、ドアのカギを丈夫なものに交換する、補助錠をつける、などの対策を実際に行った人が多かったそうです。

普段防犯にお金をかけようと思うことは少ないかもしれません。
でも、被害に遭った後に対策をしてお金をかける人はとても多いです。
しかし、本当ならそれは遅いんですよね。だって、もう被害に遭ってしまったのですから・・・。

ワンドアツーロック

鍵交換以外に有効な防犯対策がカギを追加で取り付けることです。
特に玄関のカギがひとつしかついていない場合は追加で補助錠を取り付けてワンドアツーロックにすることをおすすめします。
カギが2つついていたら泥棒にしてみればカギを開けるのにかかる時間が二倍になるので敬遠する傾向が強くなります。

主錠と同じメーカーのカギで同一キーで開けられるようにセットアップするのが使う人にとっては便利です。
しかし、防犯のことを考えると主錠と補助錠は別メーカーのカギにするのがいいとも言われています。

例えば主錠がカバスターネオだったとしたら補助錠はミワのU9やGOALなど別のメーカーのものを使用したほうがいいということです。
なぜなら人気メーカーの鍵だとそのカギを開錠するための道具を泥棒が用意してくる可能性があるからです。
カギが二種類だったらそれだけ開錠工具を泥棒が用意しないといけないのでリスクが高くなります。
また、マイナーなカギだと泥棒が開けられないということもよく言われています。マイナーなメーカーのカギを開錠するための工具はあまり出回っていないので泥棒が開けられない可能性が高いです。

もちろん、ピッキングが困難だと言われているカギを2つつけておくのも十分防犯性が高いです。バールのようなもので破壊されたりこじ開けられたりするのを防ぐような強度があるものがいいでしょう。

外出時の施錠

外出の際にはカギをかけるというのは当たり前のことですが、意外にもこの当たり前のことができないものです。
家に返ってきた時にカギを開けたと思ったら逆に閉まってしまった・・・。一瞬冷やっとした経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
おそるおそる家の中を覗いてみると・・・部屋が荒らされている!と思ったら自分が散らかした状態のままでほっとした・・・なんてことだったら笑い話で済ませることができます。

カギをかけ忘れていて泥棒に入られなかったとしてもたまたま運が良かっただけにすぎません。カギをかけずに出かけたら空き巣に入られていても全くおかしくないのです。

空き巣の侵入方法の第一位が実は無施錠による侵入なのです。
ちょっとした買い物の時やゴミ捨ての時にカギを掛けずにでかけてその隙に泥棒に入られる人は少なくありません。
空き巣というのは常にカギがかかってない出入口がないかどうかを探しているような人種です。そして外出の時に施錠をしないような人間が住んでいる家は隙だらけで入りやすいと判断されてしまいます。

うちの家には盗むものはないと思っているかもしれませんが現金が少なくてもパソコンや高価な家電などを盗まれる可能性があります。女性の衣服や下着などを盗まれる可能性だってあるのです。

きっかけ

鍵交換に踏み切るきっかけというのは人それぞれです。
最近は鍵屋にすすめられて交換するより先に自分からカギを交換して欲しいと依頼する人も増えているようです。
それだけ防犯に関する知識が浸透していて、危機感を抱いている人が多いということです。

しかし、危険ということがわかっていながらもカギを交換せずにいる人も今なおたくさんいます。
なぜ鍵交換しないのかというと、経済的な事情もあるでしょうし、またこんどすればいいと思い続けてきっかけを逃しているという人も多いようです。

鍵交換をする費用がもったいなくてなかなか踏み切れない人は多いです。
カギを交換しなくても空き巣に入られることなく無事でいるのだから、今更鍵交換しなくても平気なのではないかと思ってしまっているのかもしれません。
しかし、空き巣はいつやってくるかわかりません。今は大丈夫でももしかしたら明日空き巣が入るかもしれません。
空き巣に入られた場合、一般家庭で平均60万円は被害にあうと言われています。
60万円の被害を考えたら鍵交換の3万円という費用は安く感じるのではないでしょうか。

空き巣に入られた人は必ず口を揃えたように「まさかうちが入られるとは・・・」といいます。
誰も自分の家が空き巣被害にあうとは思っていません。でもどの家も平等に空き巣が入る可能性はあるのです。その可能性を低めるのが防犯対策の目的です。